ある日、大学も休みに突入し、家でFPSゲームのレインボーシックス・シージをプレイしていた時のこと。
情けなくもマッチ開幕に死んでしまい、手持ち無沙汰になった私は辺りを見渡すと、無造作に本の間に挟まったペンタブが目に留まりました。
それは父が昔買ってくれた2011年発売のWacom Bamboo CTH-470モデル。

Wacom ペンタブレット Sサイズ ホワイト フォトショップエレメンツ&ペインターエッセンシャル付属 Bamboo Fun CTH-470/W1
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2011/10/03
- メディア: Personal Computers
- 購入: 2人 クリック: 2回
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昔から親や友人達に「絵が上手い」と言われていた私は、自分の絵がヘタクソになるデジタルイラストが苦手で、買ってもらって少し触って以来ずっと使っていませんでした。
「でもあれから随分経つし、少しは上手くなってるんじゃないか?」と軽い気持ちで使ってみたところ、インストールしてあったPhotoshopを大学の授業のおかげで使い慣れていたこともあって、直接デジタルで描ける便利さに感動しました。
その記念すべき初めての絵がこちら。
Lpip様(https://www.pixiv.net/member.php?id=6996493)の作品「レム」の模写。
初めてにしては悪くないやん!(自画自賛)
Lpip様のあの美しいパステルカラーで彩られる繊細なキャラ達が大好きで、模写に使わせていただきました。
まあその良さも私の絵では全部潰れてるんですけどね。
描き終わって分析してみて、自分の弱点は『塗り』だとわかりました。
そう、私はアナログで線画しか描いてこなかったんです!なので、私は塗りに関しては初心者というか、ほぼ未経験者でした。
早速YouTubeのイラスト解説動画を漁りながら何とか塗りの上達方法が無いかと探していた所、グリザイユ画法というものがあると知りました。
ラズメ倶楽部様の動画「【オススメ】超初心者向け!グリザイユ画法講座 #1」(https://www.youtube.com/watch?v=BiRXSGc3grk)
こちらを観ながら描いた二枚目の絵がこちら
Lpip様の作品「◇◆」の模写。
あれ、あんま変わらない......?
むしろ全体的にグレーが残ってて暗い......?
(後で、自分がオーバーレイを使わず直に塗っていたことに気づきます。アホかな?)
とここで事件発生!なんとBambooのペンタブがお亡くなりに!
仕方ないですよね、何年も雑に放置して、碌に手入れなんてしてなかったんですから。見つけた時なんて本の山に埋もれてたんですよ。
むしろ最初に引っ張り出したときに動いた事が奇跡。
(2019年3月追記:さっき試してみたら全く問題なく動きました!どうやらペンタブではなくソフトの異常だったみたいです。)
自分のスキルアップに繋がるモノには金の出し惜しみはしてはいけないと昔から父が言っていた事もあり、簡単に投げ出さないように、お高めのペンタブ Wacom Intuos Pro Medium を購入。

ワコム Wacom Intuos Pro Mサイズ ペンタブレット 2017年 ペン入力 板タブ Wacom Pro Pen 2 付属 Windows Mac 対応 PTH-660/K0
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これが届くまでの数日は解説動画や神絵師のメイキング動画を観ながら過ごしました。
と、できるだけブログは短くしておきたいのでこの辺で切りたいと思います。
次回は描きたい意欲が爆発し、絵に劇的な変化が起こりますので、合わせてお読みいただけると嬉しいです。
2018年7月2日 いのり のり